Guide / 見積もりガイド
解体工事の見積もり完全ガイド(松山市)
解体の見積書は、金額の大小より「何が書いてあるか」で会社の誠実さが分かります。松山市で実際に解体工事を行っている会社として、見積もりの取り方・見方を正直にご説明します。
解体工事の見積もりを取るまでの3ステップ
問い合わせ無料
電話またはフォームで、建物の場所・種類・広さを伝えます。この時点で概算の目安を答えてくれる会社は、料金体系が整理されている会社です。
現地調査無料・約30分
解体工事の費用は現地を見ないと確定できません。「現地を見ずに正式見積り」を出す会社には注意してください。逆に、調査だけで契約を迫らない会社なら安心です。
見積書の受け取り・比較
受け取ったら金額の前に「内訳」を確認します。見るべき行はこのページの下で解説します。ご検討の時間を急かす会社はおすすめしません。
見積書の見方:「一式」だらけの見積書に注意
解体工事の見積書でまず確認したいのは、「解体工事一式 ◯◯円」とひとまとめに書かれていないかです。内訳のない「一式」見積りは、あとから「それは含まれていません」と言われたときに反論できません。誠実な見積書は、おおむね次の5つの区分に分かれています。
| 見積書の行 | ここを確認 |
|---|---|
| 仮設工事 | 足場・養生シート・散水の費用。近隣対策をどこまでやるかが表れる行です。極端に安い場合は養生が簡素な可能性があります。 |
| 本体の取壊し | 建物本体の解体費。構造(木造・鉄骨・RC)と延床面積が明記されているか確認します。 |
| 廃棄物の処分 | 総額の3〜4割を占める、いちばん大事な行です。「誰が・どこで処分するか」を質問してみてください。自社で収集運搬・処分の許可を持つ会社は、ここを具体的に説明できます。 |
| 付帯工事 | ブロック塀・庭木・浄化槽・残置物など。「どこまで含まれているか」の認識ズレが、追加費用トラブルの最大の原因です。撤去範囲が書面や写真で特定されているか確認します。 |
| 諸費用 | 届出・重機回送・整地など。建設リサイクル法の届出(延床80㎡以上)を誰が行うかも確認ポイントです。 |
各費目が総額に占める割合の目安は費用・相場ページで解説しています。
相見積もりのコツ:金額だけを比べない
相見積もり(複数社からの見積もり)は、解体工事では当たり前のことです。当社も歓迎しています。比べるときは、金額に加えて次の3つを並べてみてください。
廃棄物を誰が処理するか
収集運搬・処分の許可を自社で持っているか、外部委託か。処分費は総額の3〜4割を占めるため、ここの体制が価格と適正処理の両方を左右します。
追加費用の条件が書いてあるか
「地中埋設物が出た場合」「アスベストが見つかった場合」の扱いが見積書に明記されているか。書いていない安さは、あとから請求される安さかもしれません。
無料の現地調査で、当社が確認している10項目
お見積もりの精度は現地調査で決まります。参考までに、当社が約30分の調査で確認している項目です。
- ① 建物の構造・延床面積(登記・課税明細との突き合わせ)
- ② 屋根材・外壁材の種類(アスベスト含有の可能性の一次確認)
- ③ 前面道路の幅と重機・トラックの搬入経路
- ④ 隣家との距離・養生の方法(手壊し併用の要否)
- ⑤ ブロック塀・門柱・カーポートなど外構の範囲
- ⑥ 庭木・庭石の量
- ⑦ 家財・残置物の量(ご自身で処分される範囲の相談)
- ⑧ 浄化槽・井戸の有無
- ⑨ 電気・ガス・水道の引き込み状況
- ⑩ 補助金の対象になりそうか(松山市の制度は補助金ページ参照)
この10項目が確認されていれば、見積書に「想定外」はほとんど残りません。逆に、ごく短時間で終わってしまう現地調査は、確認が十分でない可能性があります。
「見積もりより高くなった」を防ぐ、最後の確認
契約前に、次の2つだけ口頭ではなく書面で確認してください。
- 増額の条件:地中埋設物(古い基礎・浄化槽・ガラ)が出た場合の単価や扱いが書かれているか。当社は「増える可能性とその条件」を見積書に明記しています。
- 撤去範囲:どこからどこまで壊すのか。当社は現場写真に印をつけて、撤去範囲をすり合わせてから契約します。
松山市の見積もり実例
当社の公開事例です。「この規模でこの金額」の感覚づくりにお使いください。